土壌改良資材

土壌改良資材として何を投入するのが良いのか
と言う質問を頂きました。
まず、私のような初心者に尋ねるとは
なかなか勇気のある方だなと思ったのですが、
せっかく尋ねていただいたので、
私の意見を書かせていただきます。
あくまで私の意見なので
間違ってることもあるかもしれません。

土壌改良資材として何を投入すべきかですが、
「時と場合による。」
が正解だと思います。
なんて便利な言葉なんでしょう。
ただ、実際そうだと思います。
その圃場によって状況は様々です。
一概にこれを入れておけば正解というものは無いと思います。

その土地の化学性を良くしたいのか
物理性を良くしたいのかで全く変わってきます。
また、物理性をよくしたいからといって
牛糞堆肥を入れたとしてもどんな堆肥を入れたかでも
効果は全然違ってきます。

たとえば、牛糞堆肥もしっかり完熟していなければ
畑に撒いた後、畑の窒素成分を吸収して発酵を続けます。
そのため、牛糞を撒いたせいで
窒素不足を起こすこともありえます。
また、牛舎に敷いてあるのが敷き藁なのか、おがくずなのか
それとももみがらなのかでも全然成分が違ってきます。
牛糞堆肥は糞だけではなく、それらも一緒に混ぜて
作られますので一様に牛糞堆肥と呼んでも
中身が異なるわけです。
さらに言えば牛が食べている餌の違いも
影響が無いわけではありません。

土や牛糞を見ただけで良いかどうか判断できれば
それが一番良いと思うのですが、
初心者にはそれができません。
ではどうすれば良いのか。
分かる人に聞くのが一番だと思います。
私の地域では土壌診断をJAに持っていくと
1サンプル500円で土壌診断をしてもらえます。
部会員でなくても可能です。
無駄な肥料を買えばそれだけでもっと高くつきます。
その圃場の土と育てたい作物さえ連絡すれば
それにあった資材を教えてくれます。
もちろんその資材が何故いるかも
理解した方が良いと思いますが
理解しなくても必要な資材はわかります。
多少割高かもしれませんが
JAでもその資材を買うことができます。
なんてJAって便利なんでしょう!!

というわけでJAの宣伝でした。
スポンサーサイト



theme : 農業
genre : 就職・お仕事

リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR